田中文照堂 五代目店主

印面の彫り直し(改刻)について

田中文照堂です。


以前にも書かせていただいた内容ですが、
印面の彫り直し(改刻)についての追記になります。

田中文照堂では、いかなる印材においても、物理的に不可能な場合(割れがある、腐食がひどい、など)を除き、印面の改刻(彫り直し)のご依頼を受け付けている旨、以前にお伝え致しました。

その際の、「印鑑ケース」についてのご説明です。

印鑑の長さは規定の長さがあり、ほとんどの印鑑の全長はそのサイズで作られております。(弊店の四柱推命印鑑などの特注サイズを除く)

お手持ちのご印鑑の全長は「45mm」もしくは「60mm」ではないかと思います。
当然、印鑑ケースもそのサイズに合うように作られております。

ところが、印鑑の改刻時には、古い印面を切り落としますので、出来上がった印鑑の全長は規定の全長よりも必ず「短く」なってしまいます。
その印鑑を、もとのケースに収めると、当然、切り落とした分、ケースに余裕が出来てしまいます。
(下写真、左の状態。切り取った印面は中央上。)改刻ケース

幸い、このケースには内張りが付いておりますので、万が一、内部で印鑑が動いても(出来てしまった余分なスペースで)問題はありませんが、内張りのないケースの場合は、動くことで印面が欠けたり、破損の原因になりますし、何よりお使い時の「気持ちよさ」の面では、「切り取った形跡」が見えるのは良くないと考えております。

改刻と言いましても、印鑑の制作手順においては新しい印材と全く同じ、いや、切り取る作業を含めますと、それ以上の工程数、さらに最後には全面を特注の研磨剤で新品のように磨き上げております。

手前味噌にはなりますが、仕事には一切妥協しないと決めております。そして、その仕事の最終段階として、完成したご印鑑をお客様にお渡しする際には「ピッタリのケースにお納めしてお渡ししたい」という個人的なこだわりがありますので、田中文照堂では、改刻時には切り取り後のご印鑑のサイズの合わせて「特注サイズの印鑑ケース」を作成し、そのケースにお納めしてお渡ししております。(下写真、右)
改刻ケース2
上写真の場合もそうですが、これは内部だけではなく、「ケースのフレームごと特注」ている場合がほとんどです。(左右でケースの外寸、大きさが違うのがお分かりでしょうか?)

これは全くの勝手なこだわりによるものですので、ケース代金は頂いておりません。サービスでお付けしている物です。
もちろん、「それを見越して元々改刻代金に上乗せ」のようなこともありません。

ですので、「ケースは元々の物を使いたい」お客様には(以前の日記のような場合)、全く不要なサービスですが、そこはどうかご了承ください。

今後共、田中文照堂をよろしくお願い致します。


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詳しくはお問合せ下さいませ。

田中文照堂 五代目店主

田中文照堂 五代目店主
田中文照堂 五代目店主

田中文照堂、五代目の田中大晴と申します。 弊店のページをご覧いただき、本当にありがとうございます。 京印章の世界は奥が深く、先輩職人を見ながら切磋琢磨の毎日です。 皆様に良い印章をお届けできますように、より一層の努力をしていくつもりでおります。
田中文照堂をよろしくお願いいたします。

・神戸大学大学院修士課程修了(工学部)
・国家検定【一級印章彫刻技能士】
・京都市認定【未来の名匠】(平成29年度)
・厚生労働省認定【ものづくりマイスター】(令和元年度)
京都府印章業協同組合指定【京印章制作士
京都府印章業協同組合理事

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